ある高校の塾向け説明会で、演壇の先生が「『言語能力の重要性』について認識しました。」とお話しをされていた。
そうなのです。「言語能力」はすべての科目の基本なのです。その力をつけるために、「よく自分の考えをまとめなさい」という課題が出るが、子供たちはどう書いて良いかわからないので、手が動かない。
そこで、ヤマゼミは新聞のコラムを読み、書き写しを行っている。なぜ、新聞のコラムなのか？ヤマゼミで使っている毎日新聞「余録」は650字程度。ちょうど原稿用紙１枚半ぐらいである。
とにかく、プロの文章を真似ること。そして、文章を書くことに慣れること。実は、高校入試の推薦入試の作文は原稿用紙600～800字程度の字数を書かなくてはならない。コラムの書き写しで、字数の感覚をつかむことができる。
また、漢字も書き写すのだから、文章における漢字の使い方も学ぶことができる。
何事も真似から始まるのだ。