今週の日曜日、NHKスペシャル「海辺の診療所〜いのちの記録〜」を見ました。
高齢化率70%の海辺の小さな診療所、そこの住み込みで、地域の医療のために生きる医師の姿を描いたドキュメンタリーです。
やはり、医療は人に温かいものでなくてはならない。技術より、なにより、温かいものでなくてはならないのです。
経験豊富な老医師は、こう言っていました。「わからないことばかりだ。」
いくら経験があり、いくら勉強していても、わからないことばかりなのです。自分の未熟さを意識し、謙虚に向き合い、接してゆくしかないのです。
そこで、必要なのは、人に対する温かさ。技術は二の次です。
合格実績より、大切なのは人としての温かさ。それなしに、指導はできません。