文部科学省が日本の中高生の英語力の調査結果を公表しました。しかし、この調査が、いや日本の英語教育では英語を話すなんで、とうてい無理なことは、現場にいればよくわかります。ある有名な英語のトレーニングコーチの先生におると、英語を一応話せるようになるには、英会話を1000時間以上行うのが最低限必要。英語を使いこなせる中国の学生は、幼少期から5000時間以上話しているとのことです。英検3級だの、英検2級だのたしかに、検定はモチベーションアップにつながります。しかし、大切なのは、勇気をもって話すこと。オンラインでも格安のものがあります。幼少期から毎日25分~1時間話すだけでもずいぶん違うはずです。文章を英文で読むのも大切です。英文を読む必要に迫られている人にとっては不可欠です。しかし、一般の人はそうではない。会話程度でいいので、コミュニケーションをとれたらいいのです。まずは、話す機会を多く設ける。これこそが、資格をとることよりも大切ではないでしょうか?(修学旅行もいいですが、一週間英語漬けの合宿でもよいのではないかと思います。)