昨日中1の数学の授業を行いました。火曜日の授業の生徒は全員小学校からの継続生です。そのため、相当な計算練習を積んでいます。1年間で2500問以上の計算練習を行っている生徒たちはやはり理解が早い。わかるところに時間をかける必要はないので、どんどんスピードが進んでゆきます。70分の授業で、3ページ、教科書であれば20ページほどが一気に進んでしまうのです。けっして最初からできたわけではないのですが、そんな子どもたちでもこれだけ力がついたのだとあらためて実感しました。ただ、二人とも真面目に取り組んだ、そして、自分の意思でこの塾に入ったということがポイントです。私は入り口が大切だと思っています。保護者にやたらいいことを言っても、のちに化けの皮ははがれます。あくまで、先生と生徒は上下関係の上に成り立っています。それは強制されること、その塾のやり方に従うという条件がつきます。その中で学習がなされるわけです。
私が大切にしているのは、みんなと仲良くなれる雰囲気、かつ、自分は自分、他人は他人と割り切れることもできること。他人に流されない雰囲気(仲良くやるときは仲良く、勉強するときは自分の世界で集中する)を作り出すことです。それは、おそらくこの塾はしっかりできていると思います。あと、無駄なプレシャーをあたえないこと。子供の意思を尊重しながら、すこしベクトルの方向を上向きにします。