大手塾の実績を確認してみた。→高校の選択基準の変化と学習塾の役割の変化について

代表の独り言

今回は第三学区、東筑はS学園の圧勝でした!!E館は八幡は3校での実績を書いてありますが、ポイントは福岡都市圏と比べ、交通網が脆弱な北九州市では、校舎が近いほうが集客しやすいのではないかと感じます。気になるのはS塾、上位4校のみを対象とした塾ですが、肝心の東筑の合格が伸びない。地域の東筑の受験者のパイは限られているので、大手塾で取り合いなのでしょう。

第二学区は、小倉高校の合格者は、E館が129名です。約5割近くなのですが、一強は間違いないのですが、5割を超えるのかとおもいきや、超えていません。数年見ていますが、思ったように実績を伸ばせていない印象がします。また、やはり、小倉西、小倉南、小倉東などの中堅校の実績は伸び悩み。親としては、小倉だったら高い授業料を払ってでも通わせるが、そうでなければ、相対的に安い地元塾に通塾させるのでしょう。

塾の経営モデルは、トップで合格実績を出し、それにつられて他の生徒も入塾するという形。しかし、思うように生徒集めができていないのではないかと感じます。小倉地区には、E館は4校舎、129名÷4校舎=32名です。素晴らしい実績ですが、その他の高校への合格実績を見ると、あまりにも頭でっかちになりすぎて、採算がとれているのかどうか。

今年から来年にかけて、特色化入試や、高校の無償化の影響がでて、生徒募集が上手くいかなった学習塾は、どんどんつぶれていくはずです。ただでさえ、特色化入試や推薦入試のせいで、2月分や3月分の授業料が入らず、大幅な減収になるのに、高校無償化で、一部の保護者は塾に行かせる必要はないと考えます。パイ自体が大きく減少するのです。

私は面談で、保護者に、「これからは高校進学に際して、ただ『高校に行けばよい』から、中学の段階である程度将来のデザインを描き、それに沿って高校選択をすべきだ」と伝えています。

今からは、高校に行くことが目的ではなく、自分の将来を考え、その将来像に合わせて高校を選ぶ必要があります。高校で考えればよいでは遅いのです。自分で考えた将来像を実現できる高校をチョイスし、そしてその高校に進学するために、何をどうすればよいかを考え、実行する必要があるのです。

塾の役割も、ただ合格実績を誇るのではなく、小倉に何人、ラ・サール何人といった、前時代的な価値観に基づくものではなく、中学生のキャリアデザインづくりを支援し、その目標達成のために、受験指導や学習指導をおこなっていく必要があります。

今のヤマゼミは何ができるのか、小さな個人塾が何ができるのか?