塾向けの教材出版社である 育伸社のセミナーに行ってきました。
来年度の教科書改訂に向けて、教材の変更に関するものでした。
その中で、驚いたのが、沖縄県では公立中では、ほぼ中間考査がなくなり、期末考査も一部の中学ではない、というのです。
これに危機感を抱いた地元塾の先生たちは、これに危機感を持ち、定期考査の意義について情報発信をし、県民所得は低いのですが、通塾率が上がっているのです。
コロナの時を思い出せばわかるでしょう。コロナ禍でかえって、危機感をもった保護者が子供を塾へ行かせるようになったのです。
なるほどと思いましたが、なぜ沖縄県では定期考査がなくなったのか?
それは、教員の負担を減らすため、また、範囲が広い定期考査より、単元ごとをテストを行うことで、こつこつ努力をさせるという目的もあるらしいのです。
うちの地域の中学でも、単元テストは実施されている。これも定期考査廃止への布石なのでしょうか?