「京都 ものがたりの道」彬子女王著(読書録)

代表の独り言

 新聞の「今週の本棚」でこの本が紹介されていました。

 普段は仕事に関する本を読むのが中心なのですが、実際に好きな本は、エッセイや小説、特に推理小説。ただ、限られた時間の中で、どうしても仕事に関する本を優先してしまいます。

 ふと、「京都 ものがたりの道」という題名が目に入ったとき、読んでみたいと思い、すぐに、アマゾンで注文。平易な言葉で、京都の「通り」の焦点を当てながらも、著者の日々感じたことや、周囲の方々への思い、京都の町のすばらしさを書き記しています。

 正直、こなれた文章ではない、平易すぎる文体なので、最初はちょっと物足りなさを感じましたが、読み進めるうちに、著者の人柄、京都を愛する気持ちが伝わってきて、一気に読みです。