先日、20数年前の教え子から電話がありました。以前、携帯を壊し、それまでの電話番号録が使えなくなり、教え子の電話番号がわからなくなっていました。そのため、最初は誰かわからず、戸惑いましたが、教え子の方が彼女のあだ名を言って、わかりました。
内容は、彼女の息子が中学受験をしたいとのこと。そのための情報を全く持っていないので、受験を希望する中学の情報や、今後受験勉強をどうすれば良いのか、塾に通わす必要はあるのかといったことでした。
私の知る限りのことを話したのですが、最後に話しをしたのは、彼女の結婚直後だったと思います。そして、彼女は小6の子供を持つ身に、時間の経つのは早いものです。
彼女を教えていたころの私は、とにかく厳しく、決して良い先生とは言えませんでした。どちらかといえば、嫌われていたと思います。しかし、時が経ち、親になり、お子さんの進路の相談をしてくれるなんて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、何かあったら、いつでも電話しなさいと言い、電話を切りました。気持ちの良い朝でした。