新中1の入塾がありました。お礼のメールを書いているとき、塾の役割について、再認識したことがあります。
学習塾の役割は、成績を上げること、志望校に合格すること です。しかし、それだけではないのです。
ヤマゼミの通う生徒は、成績の良い子もいれば、そうでない子もいます。家庭環境もさまざまです。中には学校を休みがちな子、不登校になっている子もいます。また、中学の入学当初に学校に合わなくて、体を壊した子もいます。そんな子たちにとって、ヤマゼミは一種の心の拠り所になっているのです。決して、私は子供たちを甘やかしてはいません。態度や言動に問題があると感じたときは、とても厳しく叱ります。
保護者からも相談を受けることがあります。成績に限らず、家庭のこと、学校でのこと。高校入学後も、相談に来られます。
地域に生きる塾は、子供やご家庭の心の拠り所でなくてはなりません。ただ、単に成績を伸ばす、志望校に合格させるだけの役割ではないのです。それを改めて確信した次第です。