高専合格のために考えたこと

うなぎが200円!食べ放題には大トロ!イベントやタイムセールは何がどこまでお得なのかのぞき見! ヤマゼミ通信

先日、高専一般入試の合格発表がありました。見事合格し、ほっとしたのですが、そこに至るまで、私がどのような戦略を立てたのか、かいつまんで説明したいと思います。

偏差値が60前後で、特に理社が苦手の子でした。10月の模試の偏差値は57まで下がり、なかなか厳しく、推薦に必要な内申もどうかという感じでした。本人はあきらめているような感じでしたので、データを示し、推薦は厳しいけれど、一般はまだ可能性がある。だから、推薦は考えず、一般狙いで勉強せよ。とかなり厳しく言いました。私は2学期の期末考査が終了してから、公立・私立対策はほぼ無視し、高専の入試問題を最低5回解きなおすように指示。また、3回目ぐらいから、わからないところの解説を何度も行いました。特に社会の選択問題の解説。ただ、解けるだけでなく、他の選択肢の吟味、傾向まで指導しています。英語は並べ替えが苦手でしたので、過去10年分の並べ替えの問題を解かせ、わからない問題はすべて解説しました。数理はうちの東大出身の講師が、個別指導です。完全に高専シフトです。(実は、以前小倉高校受験時も同じようにやっています。そのときも見事合格しました。)

高専の受験者は数学理科は得意な生徒が多く、力の差はそれほどありません。したがって、残りの文系科目が非常に重要な意味を持ってくるのです。私の中では、他の受験生との差はわずか、いかに高専の問題に慣れておくか、苦手な文系科目をどこまで引き上げるかが勝負と思い、対策をおこなったのです。

推薦入試は不合格、私立高校入試も思ったようにはいきませんでした。しかし、私の中では織り込み済み。とにかく、高専一般にすべてをかけた対策を行っていたのです。

受験後、本人は自信はなかったようです。しかし、当初のシナリオ通りになりました。戦略なくして、受験なしです。