私は、子供に対して言うべきことはしっかりと言います。それは、思い返せば、もっと周りの大人が言ってくれたらなーと感じるからです。
当然、子供にとっては嫌なことかもしれません。それでも、子供には言います。
塾の仕事は、子供の人生に関わる仕事です。学校の先生より、長期間に指導します。長い子は現在９年目。小３から高２の現在も塾で、私の指導を受けています。
だからこそ、子供たちの人生のより良きナビゲーターとしての役割が求められるのです。
ある塾の模試を受けた塾生の成績が良く、保護者が成績の返却と教育相談を受けたとき、その塾の先生から、志望校に対して「その高校なのですか？もっと上を受ければよいのに」と言われたそうです。それも一理あります。
私は、その塾生の性格をトータルで見て、進路のアドバイスをします。偏差値が高い＝その子に合った高校ではない。もう、多くの保護者はわかっていらっしゃると思います。子供がどうしてのチャレンジしたいのなら、それを精一杯応援します。
私は心ある指導、厳しくも温かい、指導をします。それが度を過ぎて、ご家庭の不興を買ったことも幾度となくあります。しかし、ヤマゼミが創設１０年、続けて来られたのは、その温かさを支持くださる方はいらっしゃるからです。
