うなぎが200円!食べ放題には大トロ!イベントやタイムセールは何がどこまでお得なのかのぞき見! 代表の独り言

しばらく更新をしてませんでした。理由は、母が危篤状態になり、最後の孝行をするために、故郷の鹿児島へ帰省していたためです。母は75歳。年齢であれば、まだ生きていてもおかしくないぐらいです。がんの手術を2年前に行ったのですが、その転移がわかり、最初は余命半年から1年、検査が進み、それが1ヶ月となり、結局余命宣告を受け、2週間あまりで亡くなりました。最後の付き添いをし、最後を看取ることもできました。最後の瞬間まで、とても冷静な自分がいました。そして、その後の喪失感の大きさで、あらゆる場面で気持ちが落ち込み、涙を流す自分がいました。仮通夜、通夜、本葬、三日参り、初七日法要と、怒涛の一週間でした。

今回の母の看取りを通して感じたことは、どんなに医療技術が発達しようと、どんなに優秀な医師が担当しようとも、心のこもらぬ、人間的な暖かさのない医療は意味がないということです。私自身、塾の業界に長くいながら、成績を上げる、合格実績を上げることが全てだと考え、指導をしてきました。しかし、自分で塾を経営するようになり、その考えに変化が生じてきました。人間味、温かい心が通った指導を踏まえた指導なくして、本当の意味での学力の向上にはならないのではないかということです。特に、学校で多くの生徒の中で埋もれた子たちが安心して授業を受けられる塾を実現することが私の理想となっています。今回の母の最後は、私が抱いていたモヤモヤを確信に変化させたのでした。

本日から、私は復帰します。母の願いは、私は一生懸命に仕事をすること、そして、自分の暮らしを成り立たせることです。その思いを忘れず、これからも指導を続けたいと思います。