今日の授業。塾生が、「私のクラスは新任の先生で、授業中とてもうるさい。」とのこと。
実は、8月にやった実力テストで、成績が悪かったので気になっていたのですが、そうかと納得したのでした。
現在、各都道府県では先生の志望者が減少しています。職場として魅力がないということですが、それでも団塊の世代が定年退職し、経験の浅い先生が担任を持つわけです。当然、最初からなかなか上手くいくわけはありません。
しかし、それはどんな先生でも通る道。ただ、正直、普通の企業なら、数年先輩について研鑽を積み、そのあと独り立ちするというものですが、教育機関は最初から大海で泳げというのです。当然、大海の中では、息をするのも大変ですし、最悪おぼれてしまいます。
塾はその防波堤なのでしょう。ただし、決してそれがよい状況とは言えないのですが。