卒塾生から、高校の話を聞く。正直、時代錯誤、生徒に対する暴言など、大学進学こそがすべて、実績のためには何をしてもよい、といった風潮。昨年、痛い目にあったにもかかわらずである。
子供たちに寄り添い、子供たちの将来をともに考え、共に悩み、その先に進路実現があるはずである。生徒は駒ではない。断じて進学実績の数字ではない。
進学こんな教育を続けていたら、きっと日本はどんどん海外に抜かれる。いや、もう抜かれてしまっているのだろう。なぜ、こんなにもバカなのだろう。上っ面だけ、~ハイスクールだのとか文部省が指定しているが、教育の本質が抜けていては、何の意味もない。
ある男子校で、自分が男性であることの違和感を抱いた人を、周囲が理解し、スカート履くをことを学校側に掛け合い、そして学校も認めたのだという。というよりその方が学校生活を送りやすいように配慮したのだという。
教育は徹底して、子供に寄り添うこと。常識を超え、子供たちの側に立ち、一人ひとりを大切にすること。特に、高校は、ほぼ義務教育なのである。えらそうな態度で子供に接し、暴言を吐くようなまねをするならば、いつかそのような高校はそっぽを向かれる。いや、そのような高校は無くなるのが社会のためなのだと思う。