社会の授業で少子高齢化で日本の社会保障費は右肩上がり、国民の負担は増大 というところまでは話しをします。しかし、じゃどうすればいいの?に対する解答がありません。自分で考えなさいということでしょうか?
学校教育はどんな人でも社会で生きてゆけるようにする基礎教育を行う場です。しかし、あまりに教科教育が主体で、社会に出て必要な知識、年金の受け取り方やトラブルがあったときの対処法など社会で必要な実務の部分を教えてくれません。年金が足りなくなるなら、投資を含めた自己防衛をすべきと思いますが、それは学校では教えません。投資はリスクをともない、平等公平を旨とする公教育にはふさわしくないからかもしれません。
しかし、リスクはどんな社会でもあります。企業からの広報は利益誘導に陥りがちです。したがって、公教育でスタンダードな方法をしっかり教え、賢い消費者になるための方法を伝える必要があると思います。