藻谷浩介氏の本の3冊目。
日本各地で、現場において、実践を積み重ね、俯瞰と現場において学んだことを掘り下げ、それを繰り返すことで智恵を身に付けた人々 この本では「現智」の人を称する。その人々と藻谷氏との対談です。
批判的に読むことを心がけているので、納得する部分、ここはおかしいのではないか?という部分、4色ボールペンで書き込みながら、読み進めていきました。
商店街をいかにして復興させるか? 地方交通鉄道を廃線にすることが、いかに愚かなことか。データを用いながら、その議論を繰り広げています。もっと、対談した人の意見を批判してほしいなという気がしましたが。
次は、藻谷氏の名前を広く知らしめた「里山資本主義」。
藻谷氏の頭を中を少しづつ、覗き見たいと思っています。