北九州市の英語の教科書は 「HERE WE GO」を使用しています。
数学や理科の教科書は、全学年までの振り返りができるように、配慮がなされています。
私は何度も言っていますが、公教育の目標は、全国民に基礎学力をつけさせること。これに尽きます。応用発展を求めるなら、塾へ行けば良いし、塾にいけないのなら、今は安価なITツールなどもありますから、それを使えば良いのです。
基礎学力を作るためには、反復学習が必要です。今の学校教育にはその反復学習のシステムができていないのです。
その最たるものが、英語の教科書です。新出単語のオンパレード。再度同じ単語が繰り返し出てくるわけでもありません。これで使えるようになるわけがありません。
昔は英語好きの生徒が多かったのですが、昨今は嫌いな生徒が極めて増えています。
こんなことするぐらいなら、英文を中学3年間で1000文覚え、繰り返したほうがいいと思えてなりません。明確が基準があれば、先生も生徒もこれを目標に頑張ろうとなるではないですか!
高邁なことを掲げるのはいいですが、文部科学省の方針こそ、教育格差を生み出す元凶と思えてなりません。