正直、驚きました。まさか、この時期に不登校の生徒を対象に、中3の評定なしで一般入試を受験できる制度を新設するとは!
受験の条件
・高校入学後は「中学校等で不登校であっても、環境さえ変われば、他の選抜で入学する生徒と同様に、継続して登校し、学校生活を送ることのできる生徒が対象」となっています。
・中学校等第3学年の欠席日数が、12月末時点において70日以上である者(以下「長期欠席者」という。)
※ 教育支援センターやフリースクール、保健室登校での学習等により生徒指導要録上出席扱いとなっているため、欠席日数が規定未満である者について、その学習の状況が長期欠席者と同等であると認められる場合は対象とする。
つまり、一発勝負です。
心配なのは、高校側が、「他の志願者の学力検査得点を参考に、基準点を設けて選考する。」とあること。恣意的に基準点を上げるのではないか という点です。学校側としては、不登校の生徒を入学させることは、リスクがあると考える可能性がありますから。
ただ、不登校の生徒でも挽回のチャンスができたことは朗報かもしれません。