最大手塾の惨敗

受験

東筑高校の合格者数は、地元大手塾が、福岡県最大手塾に大勝でした。なかなか、やるものです。北九州市は、どうも福岡などの都市圏とは状況が異なるようです。最大手塾のチラシに「No1」の文字が入っていなかったのは、滑稽です。

あと、占有率ですが、その塾の定員に対する占有率は正しいと思いますが、他塾とまとめての比較には気をつけなくてはなりません。つまり、塾の受験者に対する合格率は、塾によって異なるからです。受験者5人で5人合格したら100%の合格率です。20人受けて5人なら、20%です。大手塾は受験者に対する合格率を出していないのです。これは、地元の大手塾も、福岡の最大手塾も同じです。実際のところ何%の合格率なのか、そのあたりをはっきりさせてほしいと思うのですが、おそらくそれは出さないでしょう。理由は相当数受験させているからです。

ある私立高校の先生が、「ある塾は、私立で特待を取ったのだから、トップ高校をダメ元でうけたら。」と強く勧めると、苦々しい顔でおっしゃっていました。

塾である以上、合格実績は大切です。ただ、その進学先が子供にとって良いものか、その子の性格に合ったものなのか、慎重に見極めた上でのものでなくてはなりません。