昨年度までは、成績による制限を設けず、態度に問題がなければ入塾を認めていました。(今年度はある事情で入塾条件を設けています。)
曽根中のA君が入塾したいとやってきました。成績は170~180位の間、どうしても入塾したいとのこと。「この塾は厳しいよ」と何度も念押しをしましたが、入りたいということで、一応様子をみて、大丈夫だったら入塾を認めるということにしました。
彼は真面目でした。そして、言われたことはしっかりやりました。あとで聞くと、卒塾生の保護者に、当塾への入塾を相談したとき、「厳しい塾だよ」と言われていたそうです。それでも、「自分は厳しい塾でないと、しっかり勉強しない。」といって、ヤマゼミの入塾したのだそうです。
正直に言うと、彼ぐらいの成績の子が急上昇するのは、本当に難しい。彼の授業態度に免じて、一か月後入塾を許可しました。
最終的に、彼は100位以内に入りました。最終的には、第一志望校は不合格でしたが、私立高校の特進クラスで頑張っているようです。その高校、進学と特進では雰囲気が大違いのようで、勉強してよかった。と入試が終わったあと言ってくれました。
彼が、卒塾するときにお礼として、手袋をくれました。先生はバイクで通勤するから、寒くないように。という気遣いでした。
今年も、約100位上がった子、内申点が大きく上がり志望校の特待ととった子がいます。一方で、私の至らなさから、思いが通じなかった子もいます。
ただ、私は信じているのです。自分が頑張った経験は将来きっと役立ちます。あんなにがんばったんだから、今は苦しくても頑張れるんだ。きっと光が見える。受験は合格することが目的ではありません。その先にある人生に彩を加えるための、一つの手段です。それが、スポーツでも、芸術でも構いません。なんでもいいから、頑張ったことを経験してほしいのです。
だからこそ、ぶれずに、ヤマゼミは、指導する上での温かさ、そして、厳しさの両面のある指導を続けてゆきたいと思います。
