ある教え子から、毎回授業の準備をしている私を見て、「先生はしっかりと授業の準備をなさるんですね。」と言われたことがあります。私はその言葉を聞いて苦笑したのですが、そんな感じで見えているんだなと知ったのです。
私は社会がもともと専門です。しかし、時代とともに、教科書に載っている用語を理解できない生徒が増加しています。ですから、毎年、言葉を現在起こっていることになぞらえて、わかりやすい、なじみのある言葉に変換するのです。これは毎年行わなくてはなりません。
また、教える順番も変えます。教科書通りだとわかりにくい場合は、順番を入れ替え、子供たちの脳にスーと入る、イメージでいえば、川上から川下へ水が流れる感じでしょうか? 時事ネタも織り交ぜながら話を膨らませてゆきます。当然、定期考査や入試での出題されるところは、力を籠めます。
自分で言うのも何ですが、努力は見えないものです。
このブログを読んでいただければ、私の思想や日々の読書、努力をわかってもらえるのではないかと思っています。