以前も書きましたが、成績が全体の3分の2以下の順位の生徒はなかなか成績を一気に上げるの非常に難しい。小学校までの学習に問題がある場合が多く、特に国語に問題がある場合が多い。国語さえできていれば、伸びる可能性があるのですが、そうでないとなかなか伸びないのが現実です。
私は、数年前の夏期講習で、態度は問題ないのですが、勉強ができない生徒が多く、頭を抱えたことがあります。そのときから、学力の低い子に少しでも学力をつけるためにどうすればよいか真剣に考えるようになりました。(私は難関高校への進学指導を専門にしてきた人間でしたので、下位層への指導はそれほど得意ではありませんでした。)
今は、自学のできるプリントシステムを導入し、国語力をつけるために新聞のコラムの60字要約と全文の書き写しを行っています。授業はできる子も、そうでない子も積極的の発言しています。
学力をつけるのは、生きる力をつけること。その信念で指導しています。