私は、「成績を上げるために必要なことは何ですか」 と聞かれたら
「たくさんの失敗を経験することです。」と答えています。
まず、前提条件として、失敗するということは、努力をしていることです。そして、努力をしたとしても、すべて上手くいくわけではなありません。大人なら誰でも知っていることです。
塾に通ったとしても、全員が上手くいくわけではありません。最終的には、努力をし、失敗し、そして、失敗を糧にして、自分を振り返り、そして、修正をする。その繰り返しの中で、成長してゆくのだと思います。
塾の講師は、わかりやすく教科を教えるのが仕事ですが、あくまで伴走者でしかないと思っています。
ユニクロの柳井正氏が、著書「一勝九敗」の中で、さまざまな事業を行い失敗したが、会社を潰すような失敗でなければ、それは企業発展のために欠かせないことだ と書いています。
多くの皆さんは、子供を引っ張り、成績を上げるものだと認識しているかもしれません。今の私は、そのタイプの講師です。
しかし、私の理想は、子供たちを導く、失敗をしても、その失敗を責めない、努力をしていることを認めてあげる。今までの塾としてのあり方とは違うかもしれないのですが。
今、そのような塾になるため、当然経営的にも成り立つようにするための研究・準備を行っています。