大学の恩師 宗教と憲法分野の大家であった 故瀧澤信彦先生の言葉
私は瀧澤先生のゼミに、大学1年生の頃から所属していました。とにかく、素晴らしい人格の方でした。言葉に品格があり、お会いすると「おー山元君」と、右手を挙げて声を掛けていただきました。
先生に、英語を身に付けるにはどうしたら良いのか、相談をさせていただきました。いろいろアドバイスを頂いたのです。
そして、時が経ち、ゼミで「ゼミ論集」を作成することになり、先生に巻頭の言葉を頂きました。その中で、
「本物の英語を身に付けるためには、自分の髪の毛が白くなるぐらい努力しなければならない。英語の力をつけるためには、それくらいの努力をしなければ身につくはずがない。楽して身につく、楽しく身につくなんてことはありあえない。」
私の学びに対する甘さを、暗に指摘なさっていたのだと思います。
実際はそこまでやる必要ばないのかもしれません。が、心構えとして、本当に成績を上げる、身に付けるためには、髪の毛が白くなるぐらいの努力をしなくてはならない。
飛躍的に成績を上げるのは、安直な気持ちではできない。
先生の言葉は、私の中で生き続けています。