近年、高校側と生徒の間での考え方の齟齬が大きくなっていると感じる場面が多くなりました。高校側は未だに進学実績を高く掲げ(確かに進学実績の悪い高校に行きたくはないでしょうが)、生徒は進学も大切だが、充実した高校生活を楽しみたい。二者間の心の乖離が大きくなっていると感じるのです。
高校側は進学のため、子供のためと良かれと思い、システムを構築しているのですが、そのシステムが非人間的なため、生徒側に拒絶反応が起こっているのです。
心無いシステムは害でしかない。これは、母の死に際しても、痛烈に感じたことです。日本の社会が今後成長してゆくためには、心あるシステム、多少効率化を捨てても、温かみを感じさせるシステムこそ大切だと思うのです。
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