夏期講習の1週目が終了しました。
この塾では、笑ったり、叱ったり、お説教をしたりと、さまざまなことが行われます。生徒たちが心配して何度も質問してくることもありますし、個性的な子どもたちが集まる場所です。いろいろな出来事があります。
新しく入塾した生徒には厳しく指導しました。「質問が足りない。君の成績を飛躍的に伸ばしたいなら、今のぼーっとした姿勢では絶対に無理だ。とにかく、しつこく、徹底的に質問しなさい。」と伝えました。
彼の態度や挨拶は良いのですが、表面的です。徹底的に取り組まなければ数字には現れませんし、必死さが全く伝わってきません。成績を上げたいと思っている一方で、今の自分を変えたくないという都合の良さがあります。
特に順位の低い生徒には、都合の良い考えを改め、態度を変えてもらう必要があります。
塾の第一の目的は成績を上げることです。その上で、自己肯定感など教育的意義もあります。道義的な側面はさておき、成績を上げるために保護者の汗水たらして稼いだお金をいただいています。その目的を追求するのが私たちの役目です。
叱るときは徹底して叱りますが、その後はいつも通りの接し方に戻ります。叱りはその時点でおしまいで、決して引きずることはありません。