下曽根地区で長年、やってらっしゃる個人学習塾があります。何十年も塾を経営していること自体、すごいことですが、現在でも人気があり、多くの生徒が通われています。
塾生と、その塾の通塾している層と我が塾の通塾層と比較したのですが、その塾は上位と下位の二つに大きく分かれているとのこと。ヤマゼミは、先日も書いた通り、大体上位三分の一ぐらいの生徒が大多数です。時折、半分ぐらいの位置にいる生徒が多い塾です。
どちらが優れているというわけではありません。ヤマゼミは何十人も入れることはできません。最大12名が限界です。その子供たちをしっかり目の届く範囲で、指導し、力をつけていくという方針です。
層の違いは、指導が得意な層の違いのでしょう。ヤマゼミは、どちらかというと、大人数が苦手な生徒が多く、また、友達関係よりも保護者関係の紹介が多い塾です。また、半分ぐらいの順位の生徒を引き上げるのは非常に得意で、過去に最高で100位、現在中3の生徒は入塾から70位アップ、中2も入塾から70位アップ、中1生も入塾から60位アップです。
ヤマゼミは中位層の成績アップは得意、その塾は下位層、上位層の成績アップが得意なのでしょう。下位層の指導、成績アップは本当に難しい。それをできる塾はなかなかありません。私も下位層の子たちの学力アップの指導に四苦八苦しています。それができるというのは、塾の講師として本当に尊敬に値します。