入試前、口を酸っぱくして言うことは、「絶対に居眠りをするな!」ということです。
ある私立高校の校長先生が、「ピアスや髪を染めるのはまだいい、しかし、試験中に居眠りをする生徒は、やる気がないとみなし、不合格にする。」
その高校は偏差値的には高くはありません。全入かと思えば、そうではなく、居眠りをした生徒には不合格を出すのです。
塾生に聞くと、例外なく、入試中に寝ていた生徒は不合格だったとのことです。
高校側は、以前のように誰でも入学させることはありません。
その校長先生が、入試における対応を厳しくした理由は、「高校が所在する地域の中学生が、自校に入学しなくなった。それは、地域の中で、ある特定の生徒がいることで、評判が悪くなったからだ。評判を落とす原因となる生徒を入れるわけにはいかない。」とのことでした。
入試をなめてはいけません。子供の数が少なくなったからといって、皆を入れてくれるわけではないのです。