ある塾のHPに、「入塾時の多くが、偏差値50以下だった」との謳い文句がありました。偏差値は母集団によります。成績の良い生徒が集まっていれば、フクトなどのように全生徒を対象とした偏差値とは尺度が異なってきます。そんなときは、合格実績を見れば一目瞭然です。どのレベルの生徒が集まっているかかどうかで、偏差値の尺度がわかるのです。塾選びは、自分の志望校と通うお子さんの個性を勘案して行ってほしいものです。曽根地区には多くの塾があります。選択肢は多くあります。恵まれた状況と言っていいでしょう。ただし、気を付けてほしいこと。耳障りのよいことばかりを言う塾はやめたほうがよいと思います、塾は対人間のサービス業、よいことばかりがあるはずはありません。メリットとデメリットを話したかどうか、費用の面が明確かどうか(よく塾はあと出しじゃんけんで、オプション講座を受講しませんか、コマ数をこれぐらいとらないといけまんよ。とかいう場合が多いのです。)、質問をして、塾側の人間が子供の進路や人生より、営業活動を優先しているなと感じたら、やめるほうがよいと思います。追伸 その大手塾での講師の不祥事、企業として何らかのコメントを出すと思いましたが、まだ出していません。業界最大手の塾として、模範を示し、社会的責任をしっかり果たしてほしいと切に願っています。