塾の経営と子供の将来を考える狭間で思うこと。

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昨年度、トップ校を目指すため、大手塾に移籍したお子さんがいました。私としても、移籍は残念だったのですが、うちと大手塾とは実績が違います、これで合格してくれたらと思い送り出しました。そして、残念ながらその目標が達成されませんでしたが、自分なりに考えた末に決めた高校への推薦合格が決まりました。私は、ご本人がチャレンジして、その結果なのだから、それでよかったと思いました。もし、チャレンジしなければ、後悔したでしょう。そして、3月、お母様とお子さんが挨拶に来られました。正直、驚きました。お二人から、小学校の時にあれほど苦手だった算数ができるようになったことを感謝していただいているとのこと。。たしかに、定期考査で、ある問題が学年で2人しかできなかったのですが、できた2人のうちの1人がその塾生だったのです。ご本人も自信をつけたのでしょう。さらなる高みを目指したのです。実は、今年度、超優秀な二人の生徒に別な塾へ移らせました。(それぞれ移籍させた塾は異なります。各自の個性を考え、移籍先を決めました。)それは、彼らは実力を考えると、もっと高みを目指し、超トップになる力を秘めているからです。競争の中で、自らを鍛えあげてほしいからです。ヤマゼミはいい意味で、アットホーム、わきあいあい。裏を返せば、競争よりも仲良く勉強しようという塾です。超トップを目指すためには、ちょっと緩いのです。私自身、ラ・サール、久留米附設、愛光、青雲の中・高への難関校受験に携わったことがあります。しかし、今はその層の子供たちより、この地域で勉強に困っている子供たちの支えになってあげたいのです。ちなみに、大手塾へ移籍させた子はテスト前になると今でも来たがります。この塾の雰囲気が気に入っているのでしょう。優秀な生徒を移籍させるなんて、なんて馬鹿な経営者だと言われそうです。わたしは経営者には向いていないと常々思います。しかし、子供の将来こそが何より優先されるべきだと思うのです。