一番美味しいもの

出来事

実家への帰省の途中、鹿児島中央駅の近くの、有名なとんかつ屋さんで昼食をとりました。まあ、美味しかった。毎日、お客さんが並ぶぐらいのお店。文句なしです。

けれど、そのあと実家に帰り、夕食をとりました。正直、卵焼き、味噌汁、ごはん、刺し身、ハムを焼いもの、うちの母は料理が上手くありません。けれど、私は美味しく感じるのです。ご飯をおかわりしてしまうのです。

料理は、素材や技術も大切でしょうが、それ以外に気持ちの部分が大きいのだなと感じるのです。昨年の大病で痩せた母の作った夕食です。けれど、私にとってやっぱり美味しいのです。

ある有名な中華料理チェーンの創業者の方が、「私はお母さんが作った中華を理想としている。美味しすぎるのは止めるように、開発担当者に伝えている。」とのこと。

母の味は心の味です。