一番小学校で大切な学年は?

学習指導

質問。

小学校の学習で、一番大切な学年は何年生でしょうか?

教育関係の方なら、おそらく正答するでしょう?しかし、それ以外の方なら難しい質問かもしれません。

答えは

小学5年です。

学ぶ内容が 具体から抽象へとなり、抽象的な学習内容を理解できる子と、できない子の間で差がつくのです。

では、どうすれば力がつくのか?

一つの解決策は、抽象的な語句に普段から接することです。

ヤマゼミでは、新聞のコラムの書き写しを行っています。当塾で使用している新聞のコラムは、結構抽象語を使用しています。内容が難しいのです。小学生には内容の解説をしながら。音読を行っています。

しかし、わからなくても、日頃から慣れていると、抽象語の意味が感覚的につかめてゆくのです。

福岡県の公立高校の入試問題を見てください。論説文は非常に高度になっています。文化論関連は、これを中学生に読ませるか。少なくとも、こんな文章を中学生がわかるのか というレベルです。

文化論は、抽象語のオンパレードです。

小学校の段階から慣れ親しんでいる子と、そうでない子の間に差が生まれるのは当然ではないでしょうか?

問題を解く前に、しっかり読み解くための土台をつくる。それがヤマゼミのやり方です。