ヒトラーの政治に興味を持ち、なぜホロコーストが起こったのか、その理由について知りたくなり、この本を購入しました。
端的にいうと、ヒトラーはウィーン在住中に、ユダヤ人の貧民街に住み、そして、20世紀最悪の偽書と呼ばれる『シオン賢者の議定書』を熱心に読み、また、アーリア人の優越性を説いた思想に毒されたのだという。
ユダヤ人は、自分の暮らす社会の法に従い、その中で自分たちの宗教を信仰してきたのである。それがかえって、自らの首を締めることになり、のちのホロコーストへと至る。
ユダヤ人の3000年の歴史を概観できる書。
ただ、高校生や大学生に読んでほしいとあったが、この本を理解できる人間はそうはいないだろう。しかし、理解できるとするならば、なかなかの奴だ。
昔、勤めていた塾の同僚に、「中国やミャンマーについてどう思いますか?」と尋ねられ、答えに窮したことがある。なぜ、窮したかといえば、知識がない。学術的は知識がない。答えようがないのだ。雑誌やテレビから知識で答えるのは危険。また、雑誌からの知識も怖い。彼は、どうも雑誌からの知識で僕に質問したようだ。
そんなことを思い出した。
