学生時代、テレアポインターのアルバイトをしたことがありました。そのときに、異常に契約実績のよい大学生がいました。ところが、蓋を開けてみると、実際は契約の意思を示していないので、勝手に契約をしたという事実が判明しました。
また、後にやったアルバイトでも同じことが・・・。
何度も経験しているうちに、異常な実績にはなにかカラクリがあるんだと気づきました。コツコツと実績を積み上げ、その積み上げがある時期一気に成績として出る。勉強も同じです。すぐに一気に上がるわけではありません。
私は授業でよくコップの水のたとえを使います。コップの水は入れてもなかなか溢れ出ることはない、しかし、入れなければ水は増えない。しかし、ずっとコップに水を入れていけば、きっと溢れ出す時期がくる。その時が成績に現れる瞬間だ。それまで努力できるかどうかが大事だ。
何も努力していないのに、結果が現れることはそうそうないのです。塾はそれまで子供たちの伴走者になる存在です。