なぜ小学生からなのか?(私見)

学習指導

小学生から塾に通わせることに対して批判的な意見があります。小学校の授業についていっている場合、もしくは、小学校での授業中での態度がしっかりできているお子さんに関しては塾に行かせる必要はありません。一方授業中の態度が悪く、先生の話を聞いていないために、授業内容が理解できないという場合は早急に当塾みたいな塾に行かせるべきです。急いで態度変容をさせる必要があるからです。この態度変容が年齢が上がるにつれ難しいのです。当塾では徹底して、授業の姿勢を変えさせます。私は、人の話を聞くという当たり前のことができるよう、徹底して教え諭すのです。態度の変容は、早い段階であればあるほど可能性が高まります。中学に入ると、考え方、価値観が固まって、なかなか態度変容はできません。私の感覚では、個々で違いますが、小5から中1の1学期までがタイムリミットだと思います。態度変容でこれが伸びる土台をつくるのです。大手塾でもここまで徹底するところはありません(先生はわかっているはずです、けれどそれをやるとトラブルになり、自分の首を締めるのでやらないのです。)今の塾では過激な発言や体罰は厳禁です。しかし、当塾では学力を伸ばすため、必要な叱咤激励をやります。勉強できるできないにかかわらず、だめなものはだめと厳しく言うときもあります。塾生曰く、日頃はにこにこしているため、怒ったときは本当に怖いそうです。ただ、それぐらいの覚悟で子どもたちに接しなければ、子どもたちの学力や生きる力は養えないのです。子供には多くの愛を、そして笑顔を、それとともにあるべき授業への向き合い方を教える。社会に出て、先輩や上司に教えを受けてこそ、生活ができます。結局自分では何もできないのです。学力とともに、謙虚な姿勢で教えを請うという態度が身についていれば社会で生きてゆけるはずです。よく、子供は自由にのびのびと言いますが、そんなことをして、今の社会が成り立っていくはずはありません。社会にルールがあり、その中で私達は生きていく。人を傷つけたり、迷惑をかけたら罰を受ける。その当たり前のことを、しっかり伝える必要があるのです。塾はその最後の砦だと思います。